2013年イースターのごあんない - もし、死者の復活がないのなら -

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 「冬来たりなば春遠からじ」と言われます。厳しい冬も必ず終わりがあり、躍動するいのちの芽吹く時が来るのを誰もが待ち望んでいます。諦めず、忍耐を持って、静かに、雪が解け、山肌を流れる水の音を聞く時を待っています。死んでいたように見える野の草花、木々がいのちを吹き返す時を。春、それはキリスト教のイースター(復活節)を祝う時でもあります。

 聖書は次のように語ります。「もし、死者の復活がないのなら、キリストも復活されなかったでしょう。キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、信仰も実質のないものになるのです。それどころか、私たちは神について偽証をした者ということになります。もし、死者がよみがえらないのなら、キリストもよみがえらず、キリストがよみがえらなかったのなら、信仰はむなしく、自分の罪の中におり、私たちは、すべての人の中で一番哀れな者です。しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました」(Iコリント15:13〜19)と言われています。イエス・キリストの復活の事実故に、救いが確かなのです。

 かつてテレビのニュースキャスターとして活躍された山川千秋さんはガンを患い、召される時、「人は死んで終わりではない」と家族に言い残し、復活されたイエス・キリストと共に天の御国で生きるいのちこそ誰によっても奪われることのない望みであり、幸せだと告白されました。

 今年もイエス・キリストの復活を祝い、記念する時が近づいています。人は死んで終わらない、復活して新しいいのちと身体を身にまとうという聖書の約束は永遠に変わらず、いつまでも残ります。

 もし、春が来なかったらどうでしょう? 私たちは生きていけるでしょうか? 春は必ず来ると信じて待つように、イエス・キリストの復活を信じて、死んで終わらない、いのちに至る希望のある事を知って頂きたいと願っています。春を迎えようとする昨今、朝顔教会では皆様方がイースターにお出かけ下さり、復活のキリストに出会って頂きたいと願い、お待ちしています。

キリスト教朝顔教会 牧師 三浦春壽

イースター礼拝

3月31日(日) 10:30〜12:00

イースターを記念して祝う礼拝です。教会が初めての方もぜひお越しください。

イエス・キリストの受難を思う夕べ

3月29日(金) 19:00〜20:30ころ

聖書の御言葉と、讃美と、パイプオルガンの調べにより、イエス・キリストの受難を覚えるひとときです。(礼拝として行います。クリスチャンの方には、聖餐式があります。)